静かな時



お初!!雷の守護者が出てきますよ
守護者達の素性が少しだけ知らされます
ではでは 楽しんで見てください




9月13日


ジョットは珍しく仕事をやっていた…
誰もが目を疑う光景だった





あの…ジョットが…


嵐に脅されているわけでも
物で釣られてるわけでもなく

自らの意思でやっているなんて…



側近である嵐は感激のあまり
涙を流したながら倒れたとか…





しょうがないので今日ジョットの補佐は
たまたま遊びに来てた雷の守護者がやっている

普段は一国の王として立派に働いてる雷だが…
ボンゴレに訪れると立派なパシr…



え〜と因みに霧は普段はうさん臭い神父をしている…
心にも思っていない事を毎日人々の為に
囁いていると思うと笑いが止まらない



晴れは普段は軍人で…
軍人の教官もやっていたりする






と…言いますかボンゴレの幹部は何故…
揃いも揃って 普段はボンゴレとは
関係のない生活をしている奴が多いのか…


そんなツッコミは会えてスルーする事にしよう





「ジョット…ちょっと休憩しよ!」

時効は12時をまわっていた



「む…もうこんな時間か……昼食にするか…」



コンコンとドアの方から音がする…



「入れ…」

「食事を持ってまいりました」



メイドがワゴンで食事を運んできた

「調度いいタイミングだな…」



メイドが運んできた食事からいい匂いがしてくる
ジョットは思わずグ〜とお腹がなってしまう



「………フフッ…今すぐ食事をのご用意をしますね」



クスリと笑いジョットが座っている机まで食事を運ぶ



「本日は秋と言う事なので「栗ご飯か!?」



メイドは昼飯の説明を始めるが…それは見事…
ジョットに邪魔されてしまった



「え…ええ………わざわざ日本から取り寄せました…」



ジョットがあまりにもよい顔をするので
少したじろいでしまうメイドだった





準備が終わりメイドはジョットの執務室から出て行った…
部屋にはジョットと雷のみ
静かな時間が流れた…

食事に手をつけようとしたジョットが手を止める…



「食べ…ないのか?」

どうやら一人だけ食べるのは心苦しいようだ


「そ…そんな…部下とボスが共に食事など…」

王様とは思えぬ態度…威厳が全く見えない

「ブー…格で言えばお前の方が上なんだから、気にしなくてもいいのに……」



むくれるジョット

「一様…今はジョットは上司ですし…その…」


手を前に突き出し必至に断る
この時のあわてふためく雷の顔は
ジョットからみてもかなり面白かったみたいだ
うっすらと笑みを浮かべている


そんな雷を眺めながらジョットは机の上に用意された
紅茶が入ってるカップを手にし…口を近づける



が…



動きが止まる



「ジョット…?」



不審に思った雷は真面目な顔をする…



「なぁ…雷…」

「は…はい!!」



こう…
改めて言われると結構緊張するらしく
雷はカチコチに固まっている



「花に紅茶をやったらどうなるだろうか?」

「はい?」



ジョットがはいた言葉のおかげですぐに雷の石化はとけた



「むぅ…もしかしたら良い香りのする花ができるかもしれないな…
いや…
それとも色が反映されるか?」

仙人のような顎から生えた長〜いヒゲを撫でるような
素振りをしながら意味のわからない自問自答をする



「よし!雷!今すぐ何か花を持ってこい!」



口論の結果…
とにかく実践で試してみる…
という結果になったらしい
なんとなく勢いで雷は

「イエッサー!」

と大きな声で敬礼をし…
急いで執務室から飛び出して行った…

その姿を見送ったジョットは優雅に食事を取り始める



「雷は相変わらず可愛い奴だなぁ…」



フフッっと孫を見守るおじいちゃんのような顔をするジョットだか
何となく君が可愛いとは言っては
いけない気がするのは私だけか…?















-NEXT-










あとがき

雷が王様説が出てきましたね(笑)
本編でリボーンがプリーモは王様や軍人、ライバルを
仲間にしてたって言ってたのでやってみました
本当は嵐を王様にするか悩んだのですが…
結局雷にしました。
ちなみに霧はエセ神父ですよ
神の使いってよりは魔王の使いの方が彼は合ってる気がします(笑)
でも表上は良い人を演じてるので町の人々からは評判はいい



らしい…