天への願い








七月七日


私が一番楽しみにしていた日であり
私が一番恐れている日でもある




愛しの彼と会える日


そして愛しの彼と別れなければならない日





彼は私を覚えていてくれているだろうか

彼はまだ
私を好いていてくれるだろうか


彼は昔と変わらぬ愛を
私に注いでくれるだろうか






楽しみなのに恐い
恐いのに楽しみ



そんな中
私は彼との再会を心待ちにする















ああ 神様




どうか
今年も時を忘れる程の甘い一時を私に下さい



‐END‐

お気づきかと思いますが
織り姫視点でかいてみました









2009.7.7